うっとうしい季節だからこそアジサイが映えます
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
毎日毎日鬱陶しい日が続いています。
毎年のことですがこの季節になるとじとじとした天気で、気分もどんよりと晴れないですよね。
でもこの時期をちゃんとお知らせをしてくれる草花にはちょっと嬉しい気持ちをもらっています。
そう、アジサイです。
春の到来とともに草木が伸び始め、そのうちにつぼみが出てくるといよいよ花開く準備が。
あまり好きになれない気候である反面、アジサイの開花を心待ちにしていることも正直な気持ちです。
何となくこの時期は辺り一面の風景が水墨画の極彩色のように思えてしまうのですが、そんな中でこの花の色合いだけが光を放っているような、そんな感じさえします。
当庵から車で20分位の〈安並水車の里〉では、あぜ道にずらっとアジサイが連なっていて水車とのコントラストが見事です。
四万十市では一般的にここを観光スポットをご案内しているようですが、私自身の散歩コースにあるアジサイもとてもいい感じになっていますのでご紹介します。
当庵を出発して山道を下り、ふもとをぐるっと回りこむように歩いて行きます。
中村高校を過ぎた頃、左手に奥御前神社がある細い道に差し掛かるととても綺麗にアジサイが群生しているところが。
地元の人しか通らない道なので、ここはあまり知られていないでしょう。
青、紫、白、ピンク、濃い赤、など。
アジサイは土によって花の色が決まると言われていますが、ここのは色とりどりいろんな花があって見応えがあります。
この先為松公園のはほとんどが紫がかった青です。
この時期雨が多いという天候もさておき、湿気が多く不快でウォーキングするのをためらいがちになりますが、目の保養を目的に今月いっぱい位は何とか頑張れるような気がします。