四万十川支流〈黒尊渓谷の紅葉〉の見頃はもう少し先になりそうです[R5/11/02]
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
四万十川の数ある支流の中で最も水質が良いとされる黒尊川。
ここには川遊びに最適な流れの緩やかな穴場スポットがあって、私も子供がまだ小さかった頃はよく連れて行ったものです。
そこからさらに奥に行くと紅葉の景勝地〈黒尊渓谷〉があり、紅葉狩りにはいい頃合いかと出かけてみました。
この日11月3日は全国各地で夏日を記録。
四万十市でも江川崎(かつて当時の最高気温41度を計測した地域)で29.7度を観測するなど、11月の気候とは思えない暖かさです。
黒尊渓谷にはそれまで行ったことがなかったのですが、川遊びのところから車を走らせること30分ほど。
「ここら辺かな」というところにちょっとした駐車スペースがあり、そこから少し歩いてみました。
でも、紅葉しているのはまばらで、全体的にはもう少し時期が早かったなという印象です。
登山口からもう少し山を上がっていけばまた様子は違うのでしょうが、私と女将は少し手前の〈神殿橋〉のところまで戻って川に下り立ってみることに。
この辺りは渓谷という通り、四万十川のそれと違って岩場の間を水が流れていきます。
淵になっていたり、急に流れが激しくなったり、また緩やかになったり。
水質は評判通り透明度抜群で、周りの樹々と相まってマイナスイオンを十分に体内に吸収しているような。
当日四万十市内を出発する時は24度くらいでしたが、黒尊渓谷までいっても18度ありました。
上着を用意していきましたがシャツ1枚で十分。
こんな気候なのでやはり色づきが遅いのかもしれません。
11月11日(土)には〈しまんと黒尊むらまつり〉が開かれます。
しばらくは暖かい日が続く予報なので、あと1週間で果たして見頃になるのかちょっと怪しくなってきましたね。
四万十市中心部から国道441号線を四万十川沿いに進み、黒尊方面へは左手にありますが、右折からUターンのようにして赤い橋を渡ります。
その先は細い一本道をずっと直進しますが、R441のような移動のために通過する道とは違い、ここはこの地に住む人の生活道なのでしょう。
平日とあってか車の往来は極端に少なく、行きは1台、帰りは3台しか会いませんでした。
細い道ではありますが、飛ばさなければ(というより飛ばせない)特に問題はないと思います。