〈四万十ぐるっと周遊バス〉あかめ号はこの冬も期間限定で運行します
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
お車でない方に大変ご好評をいただいている周遊バス・あかめ号は、この冬も12月23日から1月8日まで連日運行します。
いくつかある周遊バスの中では唯一当庵のある城山まで上がってくるもので、1日4便市内周辺の主要ポイントを周遊。
1日乗り降り自由で500円という価格設定なので、計画的に利用すればタクシーで移動するよりずっと使い勝手がいいと思います。
例えばこんなコースはいかがでしょうか。
1日目。
高知方面からの特急・あしずり3号で13:24に中村駅に着いた場合、13:40発のあかめ号に乗車可能。
14:30郷土博物館前で下車し、四万十市郷土博物館や為松公園を散策。
四万十市郷土資料館は先日のブログでもご紹介しましたが、貴重な郷土史が展示されている他、展望台からの殿様目線の景観も是非体験していただきたいスポットです。
この時期の公園はさすがに紅葉は終わっていると思いますが、ぶらぶらするのに程よい広さで、市内出身の哲学者・幸徳秋水が獄中に捕えられた絶筆碑や中村城の案内掲示板も設置されています。
そこから当庵までは徒歩5分ほど。
15:30からチェックイン可能ですので、冷えた身体を温泉で温もり夕食をご堪能ください。
2日目。
四万十川の遊覧船に乗るべく、歩いて10分ほどの新ロイヤルホテル四万十から10:16発のバスに乗車。
為松公園前を10:59発の便がありますが市内方面へ向かってしまうので、沈下橋方面へはひとつ前の停留所に戻る必要があります。
10:30佐田沈下橋駐車場に到着し、歩くこと5分ほど。
〈遊覧船さこや〉は不定期便で運航しているため到着時間に合わせて乗船可能。
バスの運行時間に合わせて行動するためには必ず事前の予約が必要です。
小1時間の四万十川遊覧をお楽しみください。
12:13佐田沈下橋発で12:36に一條神社で下車。
天神橋アーケード付近では定食屋、ラーメン屋など飲食店もたくさんありますので昼食場所にも困りません。
コンビニや喫茶店も。
その後夕方までお時間のある方は14:39発の便に一条神社から乗車し、〈トンボ自然公園〉までは10分ほど。
ここは〈世界初のトンボ保護区〉に認定されているように、周辺ではとても珍しい〈ムカシトンボ〉や〈ヒメサナエ〉など81種類のトンボが確認されていていることは特筆すべきところ。
周りの湿地帯は昔ながらの原風景が広がっていて癒されること間違いなしです。
16:48のトンボ公園発に乗ったら市内中心部を経由して17:00に中村着となります。
市内でもう一泊されるようでしたら最寄りの停留所をご確認ください。
高知方面へ移動される場合は17:45発あしずり16号に接続します。
昼食後お時間がないようでしたら、一条神社14:39発の便は15:00に中村駅に到着。
高知市内で宿泊の場合は15:10特急・あしずり12号に乗車でき、高知には17:00着となりますので、夕食時間にも間に合います。
このように丸2日間このバス利用でたった1000円。
タクシーご利用の場合だと数千円かかってしまうので大変割安に行動できますね。
12/23~1/7(バスは1/8まで運行)にお車でないご宿泊の方は是非前もって計画されてみてはいかがでしょうか。
ただし、4名様位のグループになると分割されてひとりのご負担はそれほどでもなくなるので、時間に追われることなく観光できる分タクシーの方が便利かも。
その場合でもタクシーの空きがないこともありますので、前もって予約することをお勧めします。