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安住庵日記

地元密着型コミュニティ放送局《FMはたらんど》は防災メディアとしての一面を併せ持っている

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。



地元に根付いた情報を発信するコミュニティ放送《FMはたらんど》が年明けに放送を開始しました。


基本的にすべて生放送なので、スーパーのタイムセールやイベントの案内など、リアルタイムの情報をお届けすることができるのが最大の特徴ということです。


ご飯を食べに行こうと思ったら臨時休業だったり、貸し切りで満席になってた、なんて苦い経験をされた方もいらっしゃるのでは。


例えばお店側は局にそんな情報を登録して、それが事前に利用者に伝えることが可能ならどちらにとってもメリットがありますよね。


そんな地域密着型のところがコミュニティFM放送の良さなのではないでしょうか。

 

 

四万十市、黒潮町を中心とした聴取エリア

 

ブースの様子

 

 

 

また、ここが運営する《Clubはたらんど》は、無料で会員になったリスナーが会員証を提示するだけで、地元のお店でいろいろな特典を受けられるという会員制度。

 

早速私も登録をして会員証をゲットしてきました。

 

 

スタッフの皆さん

 

 

 

1月に始まったばかりですが、スタンプラリー形式にして溜まったスタンプによりさらなるポイントが、なんてことがあれば、お店の数や会員もどんどん幅が広がっていくのでは。



このコミュニティFM放送局、もう一つの顔としては防災メディアとしての役割も担っているということです。


《FMはたらんど》は四万十市、黒潮町と防災協定を結んでいて、災害時には道路状況や避難場所などを瞬時に正確に伝えることができるということ。


当庵が加盟している四万十黒潮旅館組合も2市町と同協定を結んでいるので、いざという時には避難先として宿泊施設の受け入れ状況などラジオを通して呼びかけることも可能になるのでは。


SNSでは偽情報が流れることも懸念されますので、真の情報伝達のツールとして優れたものになるでしょう。



とにかくまだ始まったばかりなので、今後はいろいろな展開を期待したいですね。


いまだ被害の大きい特殊詐欺。


昨年当庵の女将も「〇〇ファイナンスですけど。支払いの確認ができません」という電話を受けたことがありました。


この時は未遂に終わりましたが、詐欺師は言葉巧みに個人情報を聞き出していたようです。


こんな電話に引っかからないように、事例などを取り上げた特集など警察と連携して啓蒙してみても面白いかも。


また、コロナ禍が明けて海外からの観光客がだいぶ戻ってきていることへの対策。


語学を学びに行くには恥ずかしさが勝ってしまい敷居が高いと感じている人は多いはず。


そんな人に向けて英語や中国語などのレッスンを家にいながら受けられる、なんて講座のような番組があっても面白いのではと感じました。

 


 

 

 

周波数は77.9MHz。


ラジオだけでなくスマホのアプリでも聞くことができるようです。


これだとラジオの受信エリアからはずれても聴取できるとか。


ラジオ局は災害時停電になっても非常用電源があるため放送は可能で、その地域のFMラジオだと正確な情報を収集しやすいようです。

 

防災対策はいまや誰もが真剣に向き合わなければならない深刻なテーマ。


近い将来、幡多エリアにご旅行にこられるお客様には、アプリの取り込みが当たり前になるような時代がくるかもしれません。

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