近隣の為松公園は桜の名所だけでなく紅葉の隠れスポットでもあるんです
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
11月中頃まで全国各地で夏日が記録されるなどとても暑い年だった日本列島。
四万十周辺でもついこの間まで半袖で過ごしていたような感覚が。
11月上旬にオーストラリアからお越しのお客様が、日本滞在中のお目当てのひとつが京都の紅葉だったのに、残念ながら難しそうだと嘆いていました。
暑さがずっと続いていたことから全国的に紅葉は遅く、そのご夫婦が京都に向かう頃のニュース番組でも渡月橋辺りはまだまだ緑色一面という感じでした。
四万十川周辺では支流の黒尊川の奥の方の黒尊渓谷が紅葉スポットとして有名ですが、桜の名所として親しまれている近隣の為松公園も、隠れスポットとしてなかなかのもの。
この辺りは以前から紅葉は遅く11月下旬頃から色づき始めるところですが、年々ずれてしまっていて、特に秋がなかったような今年はこのまま紅葉しないんじゃないかと思うほどでした。
今年は暑すぎてなかなかウォーキングする気も起らず、車中の山道から見る限り先月までは全然色づいていない様子。
それでも12月に入ってから久しぶりに公園内に足を踏み入れてみると、ようやく急激に赤や黄色に染まり出し、たった数日間で見頃を迎えることに。
朝晩はともかく日中はまだまだ穏やかな気候。
少し冷ややかな風も、歩いて火照った身体にかえって気持ちいいほどです。
ダウンジャケットなどの厚手のものでなく、軽い薄手の上着で十分。
12月も半ば頃まではこんな陽気が続きそうです。
暦の上ではもう冬なのにもう少し紅葉も楽しめそうですね。
日本特有の四季。
その中でも秋と春には季節の草花を愛でるという日本独特の文化がありますが、年々その時期が短くなってしまっているような。
本来過ごしやすいこの季節がこの先どうなってしまうのか、地球温暖化など大きな課題が関わっているのでしょうが、本当に危惧するところです。
ともあれ自然の恩恵を五感で味わうことができるうちは精一杯その喜びを感じたいと思っています。
夕方5時を過ぎたら暗くなってくるこの頃、お夕食前のちょっとしたお散歩に紅葉狩りなどいかがでしょうか。
為松公園の紅葉スポットは当庵から徒歩10分ほどです。