今年の夏は「四万十川バス」他各種周遊バスが連日運行します
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
この辺りは公共交通機関は便数が非常に少ないうえに停留所が近くにないなど、
車利用でない方にとって観光するのにとても不便な地域です。
例えば四万十川でカヌーをしようとする場合、
車がなければ現地までタクシーで往復しなければなりません。
この二次交通問題を解決すべく、以前から期間限定で運行していた周遊バスが、
今年の夏休み(7/16~8/31)は連日運行することになりました。
今日はこの3つの周遊バスをご紹介します。
●その1「四万十川バス」
最寄りの停留所、城山のふもとにある新ロイヤルホテル四万十を8:00出発し、
カヌー施設「かわらっこ」で遊んで中村駅方面へ戻ることが可能です。
かわらっこで下車しなければ、四万十川を上流に向かっていく途中で、
いくつかの沈下橋など観光ポイントで停車しながら、
江川崎駅に10:40に到着します。
手前の道の駅「よって西土佐」で早めの昼食をとって、
宇和島行き12:11発(高知行きは13:27発)の列車に接続することができます。
中村から宇和島、松山方面へは列車のアクセスが非常に悪く、
土佐くろしお鉄道の宿毛駅とJR予讃線の宇和島駅がつながっていないため、
かなり遠回りをすることになります。
中村駅9:24発に乗ると窪川10:02着で予土線に乗り換え。
このあと窪川駅を10:43に出発して、
途中の江川崎駅でバス利用の場合と同じになります。
予土線の本数が少ないため、行程上この列車に乗らなければなりません。
でもこれではほとんど何も観光を楽しむことができず、
ただの列車移動の旅となってしまいます。
川バス利用の場合、出発時間が少し早くなりますが、
翌日、道後温泉方面でお泊りの方は絶対こちらの方がオススメですよ。
またこのバスは復路で停留ポイントを多少変更しながら、
四万十市街地へと戻ってきます。
トンボ自然公園では下記の「しまんと・あしずり号」とも接続します。
●その2「しまんと・あしずり号」
四万十川観光の他、足摺岬や竜串海域公園など、
内容によって数種類のコースがあります。
中でも「ぐるっと足摺1日コース」は、
四万十を出発し、足摺、竜串、大月から宿毛の主要ポイントを周遊して、
また四万十へと戻ってくるもので、
連泊の場合など、1日は最初にご紹介した「四万十川バス」を、
2日目はこのバスを利用したら、
時間の無駄がなく充実した時間をお楽しみいただけると思います。
●その3「しまんとトロリーバス」
中村駅から市内中心部周辺を循環するバスで当日限り乗り降り自由。
佐田沈下橋やトンボ公園等にも行きますので、
途中下車しても1日4便の発着便ありますので使い勝手がいいと思います。
近隣の四万十市郷土博物館に停留所ありますので、
当庵へご宿泊の方はこちらで降りてください。
但し、駅から当庵へ直接来られる場合(他に観光しない場合)、
2名以上ならタクシーの方が待ち時間もなく費用面でもお得です。
観光スポットへは、それぞれタクシーで単独で訪れるより、
周遊バスに乗って連れて行ってもらえる方がだんぜん楽です。
最寄りの停留所、新ロイヤルホテル四万十までは
タクシーで数分(徒歩でも10数分)ですが、ご出発が早くなるので、
朝食は通常のお時間より少し早めにご用意致します。
もしくは慌ただしいのでお弁当対応にするなどご相談に応じます。
列車の旅をお考えの方は、是非周遊バスをご利用になられるよう
ご計画されてみてはいかがでしょうか。