ただ今ロビー喫茶は休業していますが淹れたてのコーヒーをご用意することは可能です
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
玄関を入って帳場を抜けた奥、当庵のロビーには民芸品等をあしらい和モダンなギャラリー風の装いがとてもご好評を得ています。
コロナ前には多くのインバウンドのお客様がお越しいただいていましたが、特に香港、台湾の方などは写真を撮りまくっていました。
そこはロビー喫茶となっていて、挽き立てのコーヒーをサイホンでお淹れしてお出ししていました。
「していました」というのは、現在このロビー喫茶は「休業」としているからです。
コロナ禍となり多くの宿泊施設では、人が多く集うような館内の公共のスペースは休業していることが多いと聞きます。
当庵でも同じ状況で、この3年間のうち一旦は再開した時期もありましたが、昨年も夏休みに入った8月頃は観光の動きがだいぶ戻り、さらには10月には全国旅行支援が始まりますます活発化したこともあり、お客様の密を避けるために逆に休業を継続しているという状態です。
ロビーでコーヒーやビールなどをお出しすると、どうしてもノーマスクで会話がはずむ傾向が。
当庵のように小さい宿では喫茶の席数は限られていて、どうしても他のお客様との接触がしやすくなります。
感染防止の観点からもなかなか営業再開できずにいるのが正直なところ。
「ここでコーヒーを飲めますか?」というお声をいただいてもお応えできず大変忍びなく思っています。
ご逗留のお客様にはご不便をおかけしておりますが、ご理解いただければと思います。
最近では喫茶店に入らずとも、道の駅やコンビニでも本格的なコーヒーを飲むことはできますが、飲み口が小っちゃい専用のフタが付いているカップでは、動く車内では熱くてうまく飲めないなんて経験があるのでは。
特にドライバーの方は運転しながらは無理ですよね。
時間的に道中はトイレ休憩位で済ませてなるべく早く出発したいもの。
ゆっくりとコーヒーを飲んでる時間がもったいない。
私自身もそう感じています。
やはりコーヒーは朝出発前に飲みたい。
そんなご要望に少しでもお応えすべく、喫茶コーナーは営業できなくてもお部屋にお持ちするようにしています。
朝食後、挽きたて、淹れたてのコーヒーをご用意しますので、お部屋にてブレイクしてからご出発してみては。
本来はそんなことをしなくても、普通に喫茶スペースでお楽しみいただけるような状態に戻れることが一番。
一日も早くそのようになることを切に願っていますが、今のところはお部屋でご勘弁ください。