〈宿泊予約時の到着時間の登録〉当庵の場合の必要性は
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
予約サイト等で宿泊予約をする際、ほとんどの場合〈到着時間〉を登録するようになっています。
宿泊が近々ならともかく、数か月も前の予約なら「そんな先の予定わかんないよ」というのが実際のところでしょう。
では何故、予約時にこの項目を聞かれるのか、ということですが、、、
この到着時間の必要性、重要度合については宿によってそれぞれ事情は異なるのかと。
以前に出張で行った東京の大型ホテルでのこと、チャックインしようとしたところあまりに混んでいたので、先に夕食をとろうと係りの人に尋ねたら、チェックインは何時まででも構いませんとのお返事。
フロントが24時間体制で稼働している大型のホテルの場合、食事がついてなくて事前に宿泊料を決済されているようなら到着時間の登録は特に重要ではないようです。
またビュッフェスタイルの食事付の場合では、お席の空き具合により少々待たされることはあるかもしれませんが、夕食時間さえ気にしていれば登録時間から多少ずれてもあまり神経質にならなくてもよさそうです。
そして当庵の場合。
ご予約のほとんどである夕食がついたプランをお選びいただいている場合は、チェックイン可能時間の3時30分から6時までにご到着になれるようでしたら、登録された時間と前後しても特に支障はありません。
一つ重要なお願いしたいことは、〈ご到着が6時を過ぎてしまうようなら、夕食の準備の関係上必ずご連絡をいただきたい〉ということです。
当庵では夕食のスタート時間を6時と6時30分、そして最終時間は7時からとしています。
それぞれのお客様の夕食時間が決まり次第それに合わせて準備を行います。
ビュッフェ形式ならひとりひとりに合わせて食事の準備をする必要はありませんが、1組ずつご用意する宿ではこうした事情があります。
夕食時間が7時からといっても10分前に到着されたのではご用意することができないということなのです。
近くの民宿さんではご到着に合わせてエアコンをつけるという話を聞いたことも。
予定時間よりあまりに早く到着してしまうと、お部屋の空調が快適になっていないということもありますね。
このように宿によりその事情は様々。
ですが予約サイトでは一律に到時間の登録が必須となっているのです。
個々の事情はあくまで推測ですが、夕食ありの場合にはとりあえず登録された時間から大幅にずれるようなら、当日予定が分かった段階でご一報された方がよろしいでしょう。