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安住庵日記

バスタオルを浴場に設置せず、ご自分の部屋からお持ちいただくのは理由があります

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。

 


当庵では温泉ご利用の際、バスタオル、浴用タオルはお部屋からお持ちいただくことにしています。

 

エコの観点からもお1人につき原則1枚とさせていただき、ご利用後はまたお部屋にお持ち帰りいただくようお願いしています(使い勝手が悪くなったら替えをお渡しします)。

 

コロナ禍である昨今は、政府も浴場に設置せず、それぞれのお部屋からお持ちすることを推奨しており、このような対応を取っている宿は多いのではないでしょうか。    

 

さて、このような場合、お部屋にお持ち帰ったタオルの置き場所に困ったことのある方も多いのではないでしょうか。

 

さらには自分のタオルがどれかわからなくなるような事も。

 

特に人数が多いとそれが顕著で、私自身も家族5人で旅行した際など過去にありました。


そんな経験を踏まえ、当庵ではそれぞれの客室に大小のタオルハンガーを設置しています。


そしてそこには色の違う洗濯ばさみをご用意。

色分けして掛けておくことによりご自身のものがわかるようになるはずです。

 

私は赤ね、僕は黄色だ、と覚えておけばご自身で再度使う時に間違えずに済みます。

 

 

 

 


でも、残念ながら実際にこのことを分かっていただけるのは半々くらいなのが現状です。


ハンガーはお部屋の入り口付近に置いてあるのですが、それが何なのか気にも留めていないケースも多いようで、
洋服ハンガーや衣紋掛け(衣桁)にタオルが掛けてあるのを、お布団のご用意の際に見かけることがあります。

 

当庵でもこのことについてはチェックインの際の注意事項の書面に書いてあるだけなので、伝わりづらいのかもしれません。

 

 

 

 

 

ただ、すべての項目を口頭でご案内するのは情報量が多くて無理があり、お食事時間や温泉のご利用時間など優先すべきことのみとしています。

せっかく便利に使っていただけるようなアイテムでも、ご利用いただかなくては何の意味もありません。


何とも悩ましい限りです。


そこでこの度、大浴場の脱衣所に啓蒙のご案内表示をすることにしました。

 

 



 

 

今までは「タオル再利用のご案内」のみここに表示してあったのですが、考えてみれば、タオルをご利用になる場所でタオルハンガー等のこともご案内をするのが、一番分かりやすいだろうという事に今更ながら気づいた次第です。

 


近しい間柄でもタオルはご自身のものを使いたいもの。

現在コロナ禍ということでご自身の使用されたタオルを再利用することが推奨されています。

 

より多くのお客様にご理解いただきタオルハンガーをご活用いただければと思います。

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