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安住庵日記

〈料金据え置きで中身を減らす〉のと〈中身は変えずに値上げする〉のとどちらが望ましいのか?

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。

 



昨今家計に重くのしかかっている物価高。


食品や日用品などありとあらゆるものが値上げされていますね。


キャベツなどに至ってはありえないほどの価格となっていて、もはや高級食材のよう。


さらには電気代、ガス代も高騰し、かつてないような状況になっています。

 

 

 

キャベツが付け合わせの定食は大変な状況に

 

 

 


これらの対策として商品等を提供する側としては、〈価格はそのままにして内容量を減らす〉というパターンと〈内容はそのままにして料金を値上げする〉というのがおおまかな方法でしょうか。


さらにはその両方で〈中身も少なく料金も値上げ〉ということも。


原材料や燃料費、人件費までもが事業者の大きな負担増となっているので、当然ながらこれらの調整をしないことには利益が出ないことになってしまいますよね。


お菓子のパッケージはそのままで、開けてみたらあまりの少なさにビックリ、なんて経験はほとんどの方があるのではないでしょうか。

 

 


そんな状況の中ここのところ思うことは、昼食の際の1人前として提供される定食や麺類、お弁当の類のことです。


これ、いままでお腹が満たされていたものが、「あれ? 少なくなったな~」と感じてしまう事しばしば。

 

 

 

お気に入りの変わらぬ一品は量もそのまま

 

 

 


菓子類ならともかく一回の食事の分量が減ってしまうと、それまで得ていた満腹感がなくなってしまい、いくら料金据え置きでもどうにも満足感が得られなくなる。


前述の通り仕入価格が高騰している以上お店側の対応はやむなしなので、それならば量を減らされるより値上げをしていただいた方が個人的にはいいと感じるわけです(年齢的には量が減った方がいいかも)。


自分に合った量の食事を摂れなくなると、なんか悲しい気持ちになってしまうんですよね。

 

 

 

お気に入りの変わらぬ一品は量もそのまま

 

 

 


宿泊施設でも例外でなく、物資高騰に加え人材不足やインバウンドの急増によるオーバーツーリズムなどから、全国的に宿泊料金が増加傾向であることは間違いありません。


当庵でもコロナ前から比較すると段階的な料金アップとなっていますが、夕食の量を減らしたり、それまであった提供品をなくすなどの処置は致しておりません。


このような状況では一人でも多くのお客様の受け入れを目指すべきなのでしょうが、ご逗留の方のゆったり感を損ねないよう、客室の定員数や組数の制限をすることで、逆に全体の収容人数を減らす方針に。


そのため他の方との接触機会を少なくなり、温泉もごった返して混み合うようなことにはならないかと。

 

コロナ収束後ではそのような方向返還の対応をとっており、お日にちによってはご予約が取りづらい事も出てくるかもしれません。

 

ご不便をおかけしますが日程をご調整のうえご利用いただければと思います。

 

なごみ宿安住庵の公式サイトから検索いただくのが、一番幅広くお部屋タイプの選択肢がありますので、是非ご確認を。

 

宿泊料金が上がっていることでご負担をおかけすることになってしまいますが、仕入価格高騰の反面、こうした付加価値もサービスの一環としてお感じいただけたら幸いです。

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