《初めての高知県東部エリア旅》むろと廃校水族館など充実して癒されました
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
高知県の面積は横に広がっていて、西部エリアであるここ四万十から東部エリアまでは直進距離でゆうに200キロ位あります。
そんなこともあり今まで南国市より東部へ行く機会がなかったのですが、先日所用で高知市内に宿泊することになったので、翌日チャックアウトしてから足を延ばしてみることにしました。
メインの目的地は〈むろと廃校水族館〉でしたが、途中数か所立ち寄ることに。
当日は梅雨の中休みで、それ程暑いこともなく絶好のドライブ日和となりました。
高知市内から国道55号線を直進して夜須町へ。
手結港(ていこう)にある可動橋は、漁船の運行時間帯には70度ほどまでせり上がるのが特徴。
一日のうち車が通行できるのは7時間ほどで、それ以外の時間帯はこのように道路が壁のようで近くで見ると迫力満点です。
そこからさらに直進し、安田町をさらに山奥へと入っていき安田川のほとりにポツンと佇む映画館。
館主の小松さんが看板製作からモギリ、映写技師までたった一人でこなしている昭和レトロな劇場なのですが、当庵の女将は10代の頃にお会いしていて是非また折を見て訪ねてみたいと。
あいにく当日はご不在で30うん年ぶりの再会は叶わなかったのですが、高知市内からは1時間少々なのでまたの機会にチャレンジすることに。
廃校になった椎名小学校を改修して造られた水族館で、5年ほど前にオープンした時からいつかは行ってみたいリストに挙げていました。
元々子供たちが使っていた学校の机や跳び箱などの備品をそのまま生かしたレイアウトはセンス抜群。
県内のスーパーには「食用」として販売
入場時間を「登校・下校時間」としたり、小学校で見られる書初めをイカスミで書かせたりと、とにかく洒落っ気タップリです。
すべてが地元の漁師さんから譲り受けたら生き物らしく、中には〈新しい海の仲間たち〉として、ウミガメのお腹から出てきたビニール袋や絡まった網なども水槽で展示しているのも痛烈な皮肉が効いてて斬新でした。
外のプールにはウミガメやハンマーヘッドシャークも。
今回は高知市内が出発ということもあって、廃校水族館まで直行だと所要時間は約2時間。
西南部の四万十のあたりからだとプラス2時間=計4時間はたっぷりかかりそうです。
高知県は観光スポット盛りだくさんで、まだまだ行けてないところはたくさんありますが、一番の難点はやはり移動時間だと痛感しました。
廃校水族館も四万十市出発ならば行こうと思ったかどうか正直自信がありません。
だいぶ高速道路も延伸して、ところどころ自動車専用道路としてつながってきてはいますが、移動によっては1泊では時間的に厳しく、できれば2泊以上されて計画を立てられることをお勧めします。
でもとても癒された旅になりました。
また機会をみて、別の県内スポットの探索をしてみようと思います。