「土佐の宮島」と言われる《鳴無神社》は湾の奥にひっそりと佇んでいた
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
毎年数回お越しいただくリピーターさんからの情報。
数年前に来られた際、こんなところに行ってきましたと教えていただいたのが、須崎市にある《鳴無(おとなし)神社》。
高知県人でありながら、高知県のスポットを県外のお客様に教えていただくという不甲斐なさも感じながらも、ずっと気になっていた場所にこの度やっと行くことができました。
何故今まで機会がなかったかというと、普段高知市方面へと向かう際には四万十市中央ICから高知ICまで高知自動車道を利用しているので、ここに行くにはわざわざ途中で一旦下りないといけない場所にあるからなのです。
今回は高知市での所要が早く終わり、帰りがまだ明るいうちだったので、それではと寄ってみることに。
高速を下りてから海に向かって車を走らせることおよそ20~30分。
浦ノ内湾をぐるり見渡すところへ来ると遠く向こう岸に目指す赤いものが。
湾伝いに進み近くまでくると、周りのひっそりした長閑な港の風景に相まってこの朱色の鳥居はかなり大きく、ある意味違和感さえ感じます。
向こう岸から来るときの目印にしているのでしょうか。
そして社殿への参道は海から上がって入るような造りになっていることが、鳴無神社が「土佐の宮島」と呼ばれている所以とか。
このような立地になっているのは、海上安全や漁業繁栄を願う神社の意味合いが強いのでしょう。
でもこの場所が密かに知れ渡るようになったのは特に、〈縁結び〉にご利益があるらしいということ。
あのアンミカさんが今のご主人と結婚前にここを訪れ参拝したのは、ご本人のブログに書いてあり公認の事実。
その他にもとんでもない方もお忍びで来られているのも知る人ぞ知ること。
私たちが行った時も県外ナンバーの車がちらほら。
若い女性の姿も数名見かけました。
私と女将は家内安全と商売繁盛を祈願して神社を後にしました。
先にもお伝えしましたが、鳴無神社へは四万十市からは高知自動車道を〈須崎東IC〉で下りることになるので、その先ご予定がある方は時間がだいぶロスするようになります。
ご興味がある方は所要時間をご確認の上行かれてみてください。