須崎市にある〈大谷のクスノキ〉の圧倒的な存在感に衝撃‼
こんにちは、なごみ宿安住庵・支配人の渡邊です。
四万十市から高知方面へ向かう自動車専用道路の終点地点である須崎市。
先日この地で所用があり少し時間があったので、太古の昔からこの地域を見守り続けているといわれる〈大谷のクスノキ〉を見てきました。
高知自動車道・須崎東ICを下り、漁港方面へと車を走らせること20分足らず。
港が目前というところで山側に右折し(一旦見落としましたが看板あり)、細い農道を進んですぐの長閑な集落にぽつんと鎮座する須賀神社。
というか神社と一体化しているようなクスノキの方が最初に目に飛び込んできて、その巨木の威圧的な存在感には衝撃すら覚えます。
近寄ってみると、高さもさることながらその周囲は一本の木とは思えず、案内表示では根本周りは25メール位あるとか。
四国では最大級だそうです。
重さに耐えられなくなった枝はワイヤーで吊るしてあったり、腐食した幹の一部は補修してあることころも。
大正13年に国の天然記念物に認定されているこの巨木は、空洞になっている部分に楠神様が祀られていて、参拝客は中に入って祈願できるとのこと。
なんと樹齢2000年というクスノキの、育ってきた歴史の深さをうかがい知れます。
全国的に神社にはクスノキは植えられていることが少なくないみたいですが、そういえば最近読んだ東野圭吾著〈クスノキの番人〉も「巨木に念を預ける、受け取る」という設定だったと、この木にはそうした不思議な性質があるのかと妙に納得。
ぐるり一周回ってみると見る方向によっては一本の木とは思えず、不思議なパワーを発しているようなクスノキに圧倒されっ放しでした。
この後近くの〈川村雑貨店〉さんにも立ち寄りました。
大きな看板は出ていないのでわかりづらいですが、道に面した〈川村塗装店〉の奥に入り口がありますのでそこを目印に。
ここは住居の一部をこだわりの手作り雑貨のお店としていて、私の好みにぴったりのお品がところ狭しと多数展示されています。
あれこれ悩みながら2点購入。
月替わりで地元の作家さんの展示会もやっているそうです。
短い隙間時間でしたがとても充実したひと時でした。
以前のブログでもご紹介した〈鳴無神社〉もこの付近ですので、お時間のある方は是非行っていただきたい高知県の観光スポットです。