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安住庵日記

憧れのハシビロコウに会いに《のいち動物公園》へ

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。



日本では6施設12羽しかいない〈ハシビロコウ〉。

 

この6施設のうちのひとつが香南市野市町にある《のいち動物公園》で、以前からずっと気になっていた〈ハシビロコウ〉にこの度やっと会いに行くことにしました。

 


初めて行ったのいち動物公園は、まずその敷地の広大さと展示の仕方にビックリ!

 

園内は公園の散歩コースのようになっていて、それぞれの動物同士の間隔をあけてあるため自然の中に住んでいるようです。

 

 

樹木が綺麗に植えられて動物同士の目隠しに

 

 

 

大きな動物は数種類ほどで小動物を中心にたくさんの種類がいます。

 

奇をてらったような展示の仕方はなく、昔ながらの動物園という感じですね。

 

 

当庵に置いてあるじょうろと同じ鳥もいました

 



順路通りにひとつづつ鑑賞しながら進んでいきます。


感動的だったのはテナガザル。


我々が近づいていくと、木の枝やロープを次から次へと両手両足を使って器用に渡っていく様はまるで曲芸のようでした。


「すごいサービスしてくれるよね」と女将と話していましたが、案内板によると自分の縄張りを主張するためにあのような動きをしたり大きな鳴き声を出したりするようで、もしかしたら同類だと思われたのかもしれません。

 


その後もカワウソやミーアキャットなどのポイントを一軒一軒見ながら進み、いよいよ念願のご対面です。


いました。


憧れのハシビロコウ。

 

 

 

 

 

残念ながらこの日は屋外でなくガラス越しの展示でしたが、思っていたよりかなり大きい印象でした。


ゆうに1mくらいはありそう。


この鳥はとにかく動かないことで知られていて、これは狩りをするときに相手に悟られないように自分の存在感を消すためだとか。


まるで迫力あるはく製のようで、この日もじっと見ていると時たま首を少し動かす程度。


でもその綺麗なフォルムと愛くるしい目には癒されること間違いないです。


自然界では生息地が人間によって荒らされ住むところを追われたために個体数が減少し、絶滅危惧種に指定されているようです。


繁殖させるのは非常に難しく国内ではまだ繁殖例はないそうで、ここでも現在1羽のみ。


献身的にお世話をされている飼育員さんたちに敬意を表したいです。

 

 

〈のいち動物公園〉パンフレットより

 

 


のいち動物公園には動物以外にも水族館ゾーンもあって鑑賞スポットは満載。


動物園は久々でしたが、観覧後の満足感からすると入場料470円は安すぎるのでは、もう少し料金をあげてもいいのではと思いました。


家の近くにあれば年間パスポートを購入し、ウォーキングコースにしたいくらいです。


絶対にまたハシビロコウに会いに行くぞと心に誓って後ろ髪を引かれる思いで動物園をあとにしました。

 

 

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