《高知県防災アプリ》南海トラフ地震など災害の発生に備えた対策の強化を
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
全国各地で自然災害の猛威をたくさん受けた1年。
その爪痕は想像を絶するもので、被災地ではまだまだ普通の生活に戻るまでには相当な時間がかかりそうです。
被災された方には心よりお見舞い致すとともに、我々も防災に対する備えをより一層強化しなければと再認識させられた出来事でした。
4月には九州と四国の間の日向灘を震源とする地震で、ここ四万十周辺でも結構な揺れが。
その後また8月にも同じ付近で起こった地震により、初めて〈南海トラフ地震臨時情報〉が発令されることに。
南海トラフ地震はここ高知県幡多エリアが大きな影響を受けると予想されていて、以前から警戒が叫ばれていました。
今回の臨時情報によってより緊張感が強まったことは言うまでもありません。
高知県では数年前より〈防災アプリ〉を開発運用してきました。
地震による津波情報だけでなく、大雨による河川の氾濫や土砂災害などの情報発信をして、命を危険から守ることを目的とするもの。
実はお恥ずかしい話、このアプリの存在をこれまでまったく認知していませんでした。
今回その啓蒙の案内が高知県より届き、POPが同封されていましたので客室他に配置。
私自身も早速アプリを取り込んでみました。
ご案内の内容は住民だけでなく、高知県へ旅行される方にもダウンロードしていただき旅行中の災難から回避してもらうというもの。
ご高齢の方や小さいお子様にも簡単に使っていただけるよう〈シニアモード〉〈ジュニアモード〉に切替も可能。
また8ケ国語に変換可能なのでインバウンドの方にも対応しています。
旅先での災害は逃げる場所もわからず不安しかありませんからね。
グループ機能に登録しておけば、家族や近所の方の安否確認もできるというスグレモノ。
自分自身でも活用していくのはもちろん、お泊りの方にも是非登録していただきたいものです。
先月四国全域を対象とした大規模停電がありました。
その際には何の情報も得られず、ご逗留の方にも適切な案内ができなかった苦い経験が。
電気が止まってしまってもこのアプリを取り込んでいれば、何らか状況を把握し対処することができたかもしれません。