【どっぷり高知旅】〈25年ぶりの桂浜〉ここにも龍王宮があるとは知らなかった
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
高知県を代表する観光地の一つとして真っ先に頭に浮かぶのではないかと思われる〈桂浜〉。
太平洋に面しているその雄大な景観は、坂本龍馬を偲ぶ場所としても有名ですね。
私自身関東から高知県へ移り住むご縁があった時、そして第二の人生をスタートしてからも訪れること2度ほど。
たしか当時は、40年以上も前の映画「鬼龍院花子の生涯」の中にも出てくる〈闘犬センター〉があったのを覚えています。
それからかれこれ25年。
車で2時間は近いようで遠いということなのか、まったく機会がなかったのですが、ひょんなことから今回再訪することに。
1月に訪れた土佐清水市の〈竜王(竜王宮)神社〉と同じ名称のところが桂浜公園内にもあることを今更ながら知ったのです。
もちろん新しく建てたものではないので、自分の知識の薄さが本当に恥ずかしい限り。
25年ぶりに行った桂浜は大規模なリニューアルを行ったようで、お土産物屋さんや飲食スペースなども充実されていました。
そこから松並木を抜け大きな龍馬像の先には壮大な浜辺が。
ドーナツ持参で一休み
浜辺は歩きやすいように遊歩道が整備され、迫力ある海を見ながらぶらぶらと散歩できるようになっています。
休憩所やトイレも完備されていますのでこれも安心ポイント。
確かここの砂浜は五色の小石が混じっているんだったな~と思い出しながら砂をすくってみる。
やっぱりありました。
そこから案内板を確認して見回してみると右手の崖の上の方に紅いものが。
あれだ。
遊歩道につながる橋、そして階段。
土佐清水市のそれとは異なり秘境感はありませんが、上まで上ってみると桂浜全体を望み、太平洋を俯瞰で見渡す景色に目を奪われます。
この〈龍王岬〉には龍王宮と呼ばれる紅い鳥居の〈海津見(わたつみ)神社〉とその上に〈早高神社〉があり、展望台の役割を担っているかのような。
砂浜のところから見えるものとはまた違った壮大な風景がそこにあります。
桂浜まで来たら是非ここからの景観を見ていただきたいですね。
段数はあまり多くありませんが、階段は結構急なのでご注意を。
高知県で4月から始まった観光キャンペーン《どっぷり高知旅》。
「極上の田舎を楽しもう」というキャッチフレーズのもと、一般的な観光スポットだけでなく一歩深堀りした見どころなどをお伝えし、何泊も滞在していただこうというものです。
桂浜をただ散策するだけではなく、近くにある龍王宮からの景観も体感していただく。
地元では当たり前でも「そんなことが?」と思うようなことがえてして観る側の心には刺さったりすることも。
高知県に腰を落ち着けてド田舎の魅力を楽しんでいただこうというテーマです。
私自身もこの25年県内の事をあまりに知らなさ過ぎて、いま時間を見つけてはせっせと深堀りスポットを訪ねています。
頭の中だけで行ってみようと判断しなかったことが、実は極上の経験になったと思えたことがたくさんありました。
お客様に薦めるにはやはり自分自身で体験したことの方が熱が伝わりますからね。