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安住庵日記

〈高知の二期作〉全国に先駆けて新米の季節がやってきました

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。


今年は梅雨が明けないうちから真夏ピーク時のようなうだるような暑さになりずっと続いていますが、車を走らせていると周りの田んぼが緑一面になっているのが目に優しく飛び込んできて、気分的に少し暑さを和らげてくれるようです。

早い米農家さんでは3月頃には田植えをした稲が、7月にはたわわに実り収穫している風景も。

 

 

 

 

 

 

 

高知県は二期作の発祥地とされ、古くから米どころとして栄えてきた歴史があります。


新米は、全国で一番早く食卓にお届けできる高知県の誇るべき特産品です。

 

 


毎年ある程度バラツキがありますが、「今年も昨年と同じころ、8月初旬にはお持ちできるでしょう」と仕入業者さん。

当庵では来週位からご宿泊の方にご提供する予定にしています。

新米は含んでいる水分の量が毎回微妙に違うことから、仕入当初は水加減の分量に女将は四苦八苦。

炊きあがりの硬め柔らかめを調整していきます。

でも新米特有のもちもち食感を味わえることは毎年の楽しみのひとつになっています。

 

 

 

昨年の新米

 




そんな高知のお米をもっと全国的に知ってもらおうと、この度高知県ではプレゼントキャンペーンを実施することに。

「宿泊施設に泊まって新米を食べる」ということが条件で、応募者の中から高知県産の新米が抽選で当たるそうです。

当庵もこのキャンペーンの参画施設になっていて、新米が出回っている期間の11月いっぱいまでにご宿泊される方が対象となります。

応募用紙をご用意してますので是非チャレンジしてくださいね。



 

 

 

 

今年はお米が不作で品薄になることから高騰するかもしれないという報道も。

ただこれは地域により偏りがあるようで、高知県ではそういうことはないとのこと。

確かに大雨で稲が倒れたりといったことはなかったようで、こんな田んぼの状態を見たらそれもうなずけます。


 

 

 

 

 

白ご飯を美味しく食べられるのは何よりのごちそう。

当庵では四万十米の新米を釜炊きで、女将が一工夫加えて炊いています。

この時期ならではのお米の味をしっかり噛みしめ味わっていただければと思います。

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