温泉宿で「夕食なしプラン」を選ぶ際の注意点
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
当庵は繁華街の近くにある宿ではなく城山の一軒宿という立地上、夕食朝食の付いた2食付きプランが基本となっていますが、「小食であまり量を食べられない」「苦手やアレルギー食材がある」などお料理を選択して食べたい方や、「到着が遅くなるけど温泉には入りたい」という方のために、■やっぱり温泉は必!でも夕食は地元のお店で■という方へ【朝食だけついてますプラン・最終IN21時】をご用意しております。
当庵もそうですが、一般的には主に夕食の付いている温泉宿の多くに共通する場合のほか、「夕食無しプラン」をお選びいただく際の注意点をご案内します。
『当庵は城山の頂上に建っており、すぐ近くに飲食店があるわけではありません。ふらっと歩いてお食事にいけるような立地ではないです。』
まずはこれ、当庵の立地に関する注意点です。
ここの城山のふもとが繁華街で地元の食材を使った飲食店はたくさんありますが、やはりタクシーで行くのが一番無難です。
それでも徒歩10数分なので、行き(下り)は歩きで帰り(上り)はタクシーという手もあります。
ただし、季節により日没時間にだいぶ違いがあり、夏場は午後7:00でも結構明るいですが、冬場は5:00過ぎると暗くなってきます。
ここの山道は街灯が極端に少なく日没後は真っ暗になりますので、その時々で判断なさった方がいいです。
この辺りのタクシーは短い距離でも全然問題なくご利用いただけます。
基本的に流しのタクシーはいませんので、宿やお店でお気軽にご用命下さい。
『チェックインしてからではお夕食のご用意はできません。』
インバウンドには非常に多かったケースですが、何泊もする場合など移動にどれ位かかり、何時に到着するか予約時点でわからないので、取りあえず夕食無しで取っておくというもの。
泊食分離のホテルと違い当庵にはレストランはありません。
案外早くご到着でき、外に出るのは億劫だからとお夕食のご用命をいただくことがありますが、夕食は事前予約が必要となります。
チェックインしてから夕食のオーダーをいただいても対応することはできませんのでご了承下さい。
『ご到着が遅くなりそうで夕食時間に間に合わない方は、温泉のご利用時間にもご注意ください。』
当庵の温泉は午後11:00までとなっていますが、これはイコール消灯時間で、最終入場は10:30となっています。
10:30に入っても消灯時間の11:00まで30分しかありませんので、できれば10:00位までには入場していただかないと慌ただしくなってしまいます。
そのため、このプランの最終チェックインは午後9:00としていますが、たまにそこからお食事に出かける方がいらっしゃいます。
9:00にチェックインなさってもそこからお出かけになれば、温泉のご利用時間までに帰ってこれないことがほとんど。
また、居酒屋さんから、接客を伴う呑み屋さんに流れていかれるような男性同士の場合は、ついつい楽しくなって長居してしまい、帰りが遅くなって温泉に入れなくなってしまうことも往々にしてありました。
これでは温泉施設に泊まる意味がなくなってしまいますよね。
こんな場合は、遅くなっても歩いて帰れるような、繁華街近くのホテルの方が利便性があると思います。
料金も2食付きから食事分を引く形となりますので、ビジネスホテルと比べると割高となってしまいます。
これらご注意いただきたい点を長々とご案内しましたが、当庵の様子をご理解いただき「夕食なしプラン」をご活用いただければと思います。
それから、連泊の場合など、「一日は宿の夕食を、もう一日は外のお店に」というのもありですね。
ちなみにその場合は、コースメニューとなっている当庵で初日の夕食を、お料理をご自身で選ぶ居酒屋さんを2日目にしていただいた方が、内容がかぶらずいいですよ。