お車利用でない方は四万十周遊「しまんとトロリーバス」が便利です《冬季編》
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
公共交通機関が発達していないこの周辺は、車利用でない方にとって観光するのに不便な地域であることを以前もお伝えしました。
最寄りの土佐くろしお鉄道・中村駅で下車し、そこからはレンタカーでも借りない限り観光には移動がしづらくなります。
特にお1人様旅行の場合、レンタカーを借りるにしても、またタクシーを利用して観光する場合でもとても割高になってしまいますよね。
四万十市ではこの二次交通対策として各種観光バスが期間限定で運行していますが、冬季では唯一の循環周遊バス「しまんとトロリーバス」の運行が始まりました。
観光といっても、四万十川ではカヌーやSUPなどが主流になっていて、冬場は極端に体験する人は少なくなります。
どちらのアクティビティも川に落ちることは珍しくなく、余程のヘビーリピーターでない限り気候の暖かい時期にやろうとするのが一般的。
そんな事情からも寒い時期の四万十川の観光としては「四万十川観光遊覧船」がオススメです。
そしてお車でない方にとって、特にお1人様の場合は、このしまんとトロリーバスを利用するのがとても使い勝手がよくリーズナブル。
その日限りいくつかの停留所で乗り降り自由で500円(小学生以下250円)というものです。
中村駅発の①10:09発、②11:37発、③13:40発のいずれかに乗車し約20分で佐田沈下橋の駐車場に到着します(タクシーだと2,000円位)。
その停留所から歩いて数分のところにある「屋形舟さこや」さんは、数社ある遊覧船の中でも唯一定期便がありません。
逆に言えば空いている限りは不定期に随時運行してくれます。
なので、バスの到着時間に合わせて予約しておけばスムーズに乗車することが。
そして小1時間四万十川の遊覧を楽しんで下船したあとは、また停留所から次のバスに乗り込むことが可能なのです。
次の停留所「郷土博物館」まで約15分。
下車後、当庵までは歩いて数分というアクセス抜群のルートです。
さらに翌日は「四万十市郷土博物館」を観覧したあと10:59発のバスに乗って「トンボ公園」への散策などいかがでしょうか。
乗車時間20分足らずで到着し、ゆっくりと1時間ちょっと四万十の原風景を散策。
次のバス12:45発に乗ると中村駅には12:57に着きます。
翌日にはもちろん再度500円の乗車券が必要になりますが、2日間を1,000円でこれだけ有意義に利用できれば安いものですよね。
四万十のガッツリ観光でしたらやはりレンタカーを借りた方が動きやすいと思いますが、プチ観光としてならこのコースがとっても便利です。
冬季・冬休み期間中は1月9日まで運行します。