ひとりでも夫婦でも、
⽫鉢が堪能できる!
⽫鉢料理は数名が⼤⽫の⽫鉢から⼩⽫に取り分けるのが⼀般的な⾷べ⽅です。安住庵では昭和45年代から、少⼈数でも⽫鉢料理をお楽しみいただけるよう、ご夫婦、カップル様⽤の「めおと⽫鉢」、
おひとり様⽤は「ひとり⽫鉢」をご⽤意しています。
⽫鉢に載せる料理は10品。それ以外に数種類の1品料理をご提供します。四万⼗川、⼟佐の海、幡多の森で育まれた、滋味深い地元の⾷材を網羅しておりますので、郷⼟料理を思いっきり満喫したい⽅にお勧めです。
⽫鉢(さわち)料理は、⾼知県の郷⼟料理の総称です。
約40-60㎝もある伊万⾥焼などの⼤⽫の上に、⾼知の⼭の幸や海の幸を豪快に盛り合わせた、宴会や冠婚葬祭には⽋かせない料理です。
基本は、刺⾝、寿司、そして煮物や練り物、焼き物などの「組み物」で構成され、⽫鉢に盛られる料理の種類は地域や季節により様々です。
通常は4〜10⼈分ずつ1枚の⼤⽫に豪華に盛り付けし、各々が⼩⽫に取り分けて⾷べます。
⽫鉢料理は地元では主に宴会で出される料理です。⼤⼈数の中で遠慮し合って最後まで⾷べられないという悩みもありました。宿泊客には⽫鉢の雰囲気を味わいながら⾃分のペースで最後まで⾷べていただきたい。そう先代女将の尾﨑住子は考えました。
当時から”隠れ家的な宿”として夫婦や少数グループ客が多く、⼆⼈⽤の「めおと⽫鉢」、奇数⼈数⽤の「ひとり⽫鉢」を考案し、それに合わせた陶器の⽫も特注しました。お客様から⾼知の⾷⽂化に触れる事ができたと⼤変喜ばれ、当時の「ホテル中村」にて⾼知県初の名物料理が⽣まれた瞬間でした。
リーズナブルな会席料理をご希望の⽅へ。清流・四万⼗川で獲れた⻘さのりの天ぷらやかつおのタタキ等、この地ならではの代表的な料理を含む、8品程度の会席料理です。
年間70頭ほどしか生産されないことから、幻の牛といわれる雌の未経産黒毛和牛。四万十川中流域の山あいにある牛舎で飼育されています。四万十川支流の清らかな水と地元の稲わらを与え、美しいサシの入ったきめ細やかな肉質と甘みのある旨味が特徴です。
地元四万⼗で獲れたお⽶をお釜で炊いています。
炊き⽴てのご飯に⾃慢の味噌汁、おじゃこや⼭菜、野菜サラダ等、体に優しい和定⾷です。
畳の間ですが、テーブル&椅子のダイニング形式となっておりますので、ご高齢の方やお足元に不安がある方でも安心してお食事をお楽しみいただけます。