【四万十市観光開き】四万十川花紀行・菜の花まつりの開幕です
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
日中は随分と穏やかな気候になり、外へ出るにも厚手のジャンバーなど要らずとても穏やかで過ごしやすくなってきました。
ようやく寒い冬を脱し、春はもうすぐそこといったそんな気分です。
本日は四万十市の観光開きの式典が執り行われ、私も観光協会の副会長の立場で出席してきました。
四万十周辺は冬場が一番の閑散期となりますが、今日の式典を境に観光シーズンのスタート。
会場は当庵から四万十川をはさんで向こう岸の入田(にゅうた)という場所の川岸で、幡多6市町村(四万十市、土佐清水市、宿毛市、黒潮町、大月町、三原村)の首長さんを始め観光関連の立場の方々数十名が参列し、一條神社の宮司さんによるご祈祷や鏡開きなど粛々と進められます。
コロナ禍で痛手を負った観光業界が元のように復活し、ウイズコロナでは四万十および幡多エリアへたくさんのお客様が来ていただけるよう願いました。
その河川敷では本日から〈四万十川花紀行・菜の花祭り〉が開幕。
菜の花は例年より少し早いようでもうすでに5分咲きといった様子です。
黄色と緑のグラデーションが目にも鮮やかで、春の到来を感じさせます。
日に日に黄色の割合が濃くなり、面積も広がっていくことでしょう。
当庵より車で10分程のところの会場には駐車場もありますが、中村駅からは無料の菜の花バスも循環していますので要チェック。
3月12日までの土日には地域物産の出店が出ている他、日によってさまざまなイベントが行われますので是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
来月中旬からはマスク着用も自主判断、GW明けからは2類から5類へと移行し、コロナに対する意識もだいぶ変わってくるようになります。
コロナ元年ともいうべき令和2年にはGoToトラベル、昨年から今年にかけては全国旅行支援、そして高知県独自の交通費を助成する高知リカバリーキャンペーンなどの観光支援策で支えられてきた事実があります。
「これからはそういった事はもう期待できないので、自分たちで立て直していく必要がある。まさしく今年は勝負の年になる」と観光協会の会長の言葉。
日本全国コロナ禍では調子のよかった観光地なんてあるはずもないです。
高知県の西の端・幡多エリアは川海山の自然の宝庫。
菜の花祭りを皮切りに、いろいろな自然体験も豊富にありますので、滞在型観光地として遊びにしていただければと思います。