《為松公園の桜祭り終焉》賑わいをみせた中での課題点
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
今年の為松公園の桜は咲き始めからずっと雨模様で、気が付くとすでに八分咲き。
その後1週間位は晴天に恵まれ多くの人で賑わっていました。
地元住民でも普段あまりこの城山には上ってくることがなく、桜の季節に1年ぶりに訪れたという人も多かったのでは。
この時期限定の山道の一方通行も解除となりました。
遊歩道になっているこの山道は普段交通量はあまりなく、ウォーキングや犬のお散歩の方などに親しまれています。
それがどうしてこの期間だけ一方通行になるかというと、桜目当てのお車の往来が増え、車幅がないこの山道ではすれ違いすることが困難なことが多く、それを回避するためには上り専用、下り専用を決めることにより、前から車が来ない状態にした方が不安なく運転できるからというもの。
こうした措置により車両のスムースな流れができ、桜を楽しむめより多くの人がることにつながるように。
ところがです。
今年も残念ながら逆走車が多く見られました。
私自身も期間中下っている時も上っている時も何度も出くわしました。
そしてもうひとつの問題点として、駐車禁止区域での迷惑路上駐車の多さがあります。
数年前公園の整備に伴い駐車場を数か所新設。
2~30台は停められるようになっています。
でもそこへ行く前に駐車禁止区域である道端左右に縦列に駐車され、普通車が1台ようよう通れるほど。
土日にはこのスペースを四万十周遊バスの通行があり、宅配便などの大きな車も通るのは大変だったでしょう。
かつては桜祭りの最中はこの場所にアイスクリンなどの屋台が並び、花見の人の憩いの場所にもなっていたのですが、いつの間にやら出店しなくなってしまいました。
何故、このような事態になるかよくよく考えてみると、一方通行の件も、路上駐車の件もどちらも利用者への〈注意喚起の周知不足〉が原因ではないかと。
一方通行開始当初、下ってはいけない方の山道には小さなチラシサイズ位の看板しかなく、これでは伝わらないということを担当部署に進言しました。
今まで使っていたものが老朽化しての代替品ということでしたが、ドライバーの立場からすると全くわからないので別のものを掲示してもらうことに。
右側の新しいものは今までよりは随分と大きくはなったのですが〈丸の内方面へ〉という表記。
「丸の内方面って、県外の人にわかるのかな~」と知り合いの高校生も言っていました。
そして、路上駐車の問題。
ここには普段〈⇒為松公園駐車場〉の小さな看板があるのですが、1台停め、また1台が続き、とするうちに車で看板は隠れてしまい、全く用を足さないことに。
立派な駐車場があるのに、それがどこなのかきちんと誘導できていない。
そして、「1台停まっていたら自分もならっていいんだ」という連鎖の感覚。
やはりこの時期専用の〈駐車禁止〉〈駐車場はこの先●●メートル⇒〉などの注意看板は最低限必要でしょう。
チラシなどの読み物と違って看板は車の中から一目瞭然であることが絶対条件です。
上っていけない、下ってはいけないところには、大きく目立つように〈進入禁止〉や〈×のマーク〉などドライバー目線で認識できる表記が重要だと痛感しています。
宿泊業においてもいかにお客様目線であることが大事かを再認識した出来事でした。
ここ数年コロナ禍で桜まつりも自粛されていて、今年はひさびさに賑わいがあったのにこれらの課題があったことも事実。
来年には解決改善できるようタイミングをみて陳情できるよう、備忘録として書き留めておきます。