かつての旧・中村市が《おまち》であったように四万十市は幡多の中心である所以
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
「四万十の町って、もっと田舎かと思ってました」
初めて四万十へ来られるお客様によくそう言われます。
確かに高知自動車道を終点で下りて国道56号線を1時間ほど進んで四万十市へ入ると、のどかな田舎のイメージとはかけ離れたちょっとした拓けた感じの街の様子があります。
このすぐ近くに〈日本最後の清流〉と謳われている四万十川がある、のどかな田舎町のイメージとはかけ離れているのかもしれません。
でもこれは市内でもある部分だけ。
少し離れると田園風景、原風景が広がります。
四万十市は横に広く、逆の端・西土佐エリアまでは車で直進1時間という立地で、全体的にはイメージ通りの田舎の町です。
一方で車で10分位の圏内に、大型のスーパー5軒、ドラッグストア8軒、コンビニに至っては10軒以上が乱立しているという極端なバランスの町なのです(数え忘れているところもあるかも)。
四万十市は平成17年に中村市と西土佐村が合併して発足しました。
高知県では高知市、南国市に次いで3番目に人口が多いが、それでも33,000人ほど。
かろうじて〈市〉を保っている田舎町なのにです。
「どうしてこれで成り立っているのか」という疑問を、県外出身の私自身もかつて思っていましたが、これはかつての市名・中村が〈おまち〉と呼ばれていたことに起因している、という結論に。
町の中心部にある天神橋はかつて城下町として幡多の中心となっていて、商店もここに集中していて大変賑わいがあったようです。
つまり、四万十市だけでなく幡多6市町村の中心部であるということ。
消費者としては四万十市民だけでなく、幡多6市町村約80,000人であるということなのです。
いまでは郊外に広がっていますが、食料品だけでなくユニクロやしまむらなどの衣料品チェーン店なども。
飲食店に至っては、スシロー、丸亀製麵、マクドナルドもある大変住みやすい町です。
四万十市は幡多の中心地〈おまち〉であるのは昔と変わらないようです。
幡多エリアでは川海山のさまざまなアクティビティ満載の滞在型観光地であり、四万十市で連泊すれば移動時間のロスも防げ、時間を有意義に使うことができます。
急に泳ぎに行くとか、Tシャツが足りなくなったという場合でも大丈夫。
今年の夏は四万十市での連泊滞在型のご旅行を計画されてみてはいかがでしょうか。