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安住庵日記

《しまんと市民祭納涼花火大会》を開催するために取り組んでいること

こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。


夏の終わりを彩る《しまんと市民祭納涼花火大会》が8月26日(土)に開催されます。


コロナ禍ではことごとくイベント関連は中止となり、この花火大会も感染者の様子を見て秋や冬にずらして行うなどの試験的開催をしてきましたが、やはり「夏の終わりに」行うというのがぴったりくるようです。

 

四万十川納涼花火大会
露天風呂から観た花火大会

 

 


花火大会はこの時期多数開催されていますが、ここで行われるものは四国内の人気度ランキングでもトップクラス。

 

開催を心待ちにされている方がエリア内外にたくさんいらっしゃいます。


それは市内中心部から歩いても程近い距離だという事もありますが、四万十川のほとりという広大な自然の中での打ち上げで、壮大な見え方や迫力ある音の広がり方などもその要因となっているのではないでしょうか。 

 

昨年の準備の様子


昨年は感染者の大きな増減はありませんでしたが、一人一人の本人確認や検温などのコロナ感染対策を万全にすることが開催条件となっていたため、事務局である四万十市観光協会のメンバー他現場のスタッフの皆さんのご苦労たるや推して知るべし。

 

今年は感染症の部類が移行したこともありそういった特別な対応の必要はなくなりましたが、開催の是非を問う段階で大きな課題となったのが〈財源問題〉です。


かつては大きなスポンサー企業からの多大な協賛をいただいていたこともあって、運営上特段問題がなかったのですが、ここ10年位前からは全国各地でひんぱんに起きている自然災害への復興の寄附に充てたいという事に。


たちまち財政的に立ち行かなくなりましたが、そこで実行委員会が熟考の末決定したのが〈くじ付き協賛券〉を販売し売り上げを運営費にするというものでした。

 

 

 


ただの寄附金でなく何らかが当たるかも、ということで販売しやすくなりました。


大会当日現地で抽選を行うもので、当庵でも以前には自転車や携帯電話が当選したことも。

今回の大会では四万十市から交付される補助金だけではやり繰りがつかず、特にこの協賛券を精力的にお願いすることで開催が決定した経緯があります。


我々宿泊施設だけでなく、飲食店や物産センターなどはもちろん、直接的には商売とは関係のない事業所の方にもご協力をいただくことに。


多くの方が楽しみにしている一大イベントが無事に開催できるよう市民一人一人が協賛して開催されます。

 

全国各地の花火大会では同様の問題で開催できずにいるところもあると聞きますが、今後も大会の維持のためにも頑張っていかなければなりません。

 

四万十の花火大会では継続した開催を前提に、年々議論は必要になっています。



追記:花火大会当日は大変な道路の混雑が予想されます。


高知方面から来られる際、高知自動車道の最終降り口・四万十町中央ICで下りたらすでに渋滞になっているなんてことも。

 

当日は午後8時から打ち上げが始まります。


当庵では現地にわざわざいかなくてもお夕食をしっかり摂られた後、ご自分のお部屋や屋上展望台から花火をお楽しみいただくことができます。


このためお夕食は6:00か6:30からのご用意となりますので、すでにご宿泊のご予約をされている方はお早目の行動をお勧めします。

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