四万十川でのSUPはことのほか楽しかった! 初めてのSUP体験記‼
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
四万十川アクティビティでカヌーと共に人気を二分する「SUP(サップ)」。
先日妻(安住庵女将)と次女(20歳学生)、三女(18歳学生)の家族4人で初めて体験してきました。
SUPとは「Stand Up Paddle(スタンド・アップ・バドル)」の略称で、サーフボードのようなボードに乗り、パドルを漕いで水面を進むアクティビティです。
四万十川でもカヌーはずっと前からの定番でしたが、ここのところSUP人気に拍車がかかってきています。
海で行うのと違い、四万十川のSUPは波もなく流れもゆるやかなので比較的安全だと言われています。
カヌーと比べてハードルが低いようで初心者でもお手軽にチャレンジすることができます。
数社あるツアー会社の中から今回我々がお伺いしたのは「with RIVER(ウィズリバー)」。
三里沈下橋のたもとでSUPやカヌーの体験ツアーができ、初心者でもガイドさんが丁寧に教えてくれます。
事務所で受付を済ませ注意事項を聞きます。
もちろん更衣室はありますが、迅速に始められるような服装で行く方がいいでしょう。
サンダルも貸してくれて、貴重品預かりの金庫もあります。
そこから沈下橋を渡り歩くこと5分程。
まずはボード選びから。
川原に並べられた長さや形が違う数種類のボードの中から、男性は私一人だったので一番長くて細いタイプにしました。
次女は8月に次いで2回目 他3名は初体験でドキドキ
ライフジャケットを装着して、いざ、四万十川へ入水!
9月中旬でまだまだ蒸し暑さの残る気候でしたが、案外水は冷たかったです。
でも、ガイドさんいわく「SUPを始めると結構汗かくので、これ位がちょうどいいですよ」。
最初は正座をした状態で、恐る恐るパドルを漕いでみます。
続いて膝立ちになってスイスイ。
逆流でも何故か「あれ? 結構進むな」というのが第一印象でした。
段々調子よくなってきてついにスタンドアップの姿勢に。
と、思ったらドッボーンとバランスを崩し転覆!
調子に乗っていたらこのざまです。
私以外の3人は体幹が強いのかどうなのか、二人乗りしたり、ボードにつかまって泳いでいたりと様々。
そこからなかなかボードに上がれず手こずっている私を見て大爆笑です。
後から聞くと、自分が選んだボードは一番操作が難しいタイプとのこと。
でも、ガイドさんの言うように、汗をかいたからかテンションが上がっているためか、川の冷たさが程よくとても気持ちいいものでした。
当日は小雨模様で最初気乗りしなかったのですが、転覆して全身びしょ濡れになっているので、少々の雨なんて全く気にならず、むしろ汗ばむ顔に心地いいほど。
その後も立ってはスイスイ、そしてドボンの繰り返し。
無我夢中でしたが、だんだん余裕ができてくると目線を遠くにすることができ、四万十川遊覧船と並行して進んでいくことも。
四万十川のゆるやかな流れとその周りの雄大な景色の中に自分が一体感となっていることが感じられ、たまらなく清々しい感覚が溢れてきました。
これ、四万十川だからこそ味わえる感覚だな、とつくづく感じました。
当然のことながらカメラやスマホを携帯していくことなどできるはずもないのですが、これらの写真は同行しているガイドさんがたくさん撮ってくれて無償でもらえます。
至れり尽くせりです。
ツアーの最後には希望者は沈下橋からの飛び込みもアドバイスしてくれます。
1時間コースは物足りない、半日コースではキツ過ぎる、自分にはちょうどいい1時間半コースの体験ツアーを満喫しました。
老若男女が一緒に楽しめるアクティビティだと実感です。
後日筋肉痛になったのは言うまでもありません。
SUP体験は水着着用でなくても着替えとタオルがあればOK。
特に女性の場合、日焼けをしたくない方はスパッツなどを履くことをお薦めします。
また、当日小雨が降った時も帽子があってすごく助かりました。
ピーカンの時でもこれは必需品だなと感じました。
シャワールームもありますが交代制となるため、チェックイン前のお手軽体験でしたら13:30からか15:30からのコースで遊んで、終了後は着替えだけ済ませ当庵の温泉でホッコリするのがいいかも。
冷えて疲れた身体に温泉が染み渡りますよ。
with RIVERさんは当庵から車で20分。
3月~11月まで営業されています(冬季は川の水温が低いので休業)。
まだまだ年内楽しめる期間はたっぷりありますので、是非チェレンジしてみてください。
その他のSUP体験ツアーは四万十市観光協会の公式サイトでご確認を!!