産経新聞で当庵を、いやむしろ私と女将このことをご紹介いただきました
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
私がこの地へ赴いた25年前、ひょんなご縁から産経新聞にて当庵の前身のホテル中村をご取材いただきました。
四万十川の遊覧船やカヌー、食のことについて大々的に4ページに亘った内容で、当時から当庵の名物料理だった〈皿鉢料理〉も詳しく載せていただくことに。
当時の記者・乾さんとはその後も年賀状のやり取りだけは欠かさず、「また行きますよ」というコメントをいただくこと数回。
〈日本でも一番時間のかかる観光地〉と称される高知県幡多地方だけあって、簡単に来れるところでなく25年間実現せぬままでしたが、近くで仕事があるからと3月下旬に再訪いただきました。
聞けば〈列車の旅〉の連載をやられているようで、こちらのローカル線を取材されるとのこと。
25年ぶりの再会。
昔話に話を咲かせその話題は尽きることなく、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
そして今日。
乾記者から「当時のことを紙面に掲載しました」というメールが。
「えっ?」と思いながらも産経新聞デジタル版の記事を読むと、私と女将の話しを中心に25年前の当時のことと現在の様子などをとても素晴らしい文章でまとめて下さっていました。
列車関連の取材と思っていて、自分たちのことが載るなんて全然思っていなかったので、それはそれはビックリです。
女将などは記念のスナップ写真のつもりなので緊張感なくピースしてます。
何よりもうん十年ぶりの知人や一般の読者からも反響があったことが驚きです。
今回の記事にも登場する、前回の取材のきっかけを作ってくれた元電通の蟹江さんからのお電話では、当時の状況をいろいろお聞きすることができました。
何とも不思議なのは、今回のことを含め本当に久しぶりの方が立て続けに何組もご宿泊いただくことになったことです(今月またもうひとり30年ぶりの方が)。
松竹時代にお世話になった先輩や知り合い、学生時代の旧友などと再会してみて、自分たちの身に何か起こるんじゃないかと勘繰ってしまうほど(笑)。
冗談はともかく、コロナが落ち着き遠出をしようという時に、こんな辺ぴなところに旅行しようとしていただけることに感謝感謝ですね。
25年という年月は人生の中でもそれなりに重みのある歳月なのだと実感しました。
自分もまだ元気なうちにいろんな人と会っておこうと感じる出来事となりました。
ほとんど個人的な今回のブログに最後までお付き合いいただきありがとうございました。