〈お部屋の鍵〉スペアキーの取り扱いにおいて「えっ?どうして?」と思ったこと
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
チェックインの際帳場でお渡しする鍵には、お部屋のキー、室内金庫のキー、そして夜間に出入りできる勝手口のキーがあります。
その中でお部屋のものについてはもう一つ同じスペアがついていて、フックの簡単な操作で取り外しができるようになっています。
これは温泉に行かれる時など男女で別々に分けて持っていくことにより、出てくる時間がまちまちでもお互いを待たずにお部屋に入れるようにできるためです。
以前には帳場に鍵をお預けになり、どちらか早く出られた方がそれを取りに来るというパターンでしたが、深夜や早朝など帳場が閉まっている時間帯にはその対応ができないため、数年前に改善したという経緯が。
そんなことで今では非常に便利になったのではないかと自負しているのですが、鍵の返却時にたまに見受けられる「どうして?」と思ったことについてご紹介したいと思います。
このスペアキー、前述の通りフックを引いていただくだけで簡単に着脱でき、本体とは別々に使用することができるのですが、鍵がキーホルダー自体からも外されていることがあるのです。
これ、つながっているリングを捻じ曲げないと外れないわけで、ペンチでもない限りかなり難しい作業です。
私自身これをキーホルダーに装着する時は両手にペンチを持って行いました。
そこを無理して取らなくても事足りるはずなので、「えっ?どうして?」「どうやって?」という疑問が沸いてしまうわけです。
さらに金庫の鍵や勝手口の鍵もバラバラになっていることも。
スペアキーを外してお使いいただくために簡単に外れるようにしているわけで、そうではないという事は外す必要はなく使えるということなのです。
道具もなく無理に外そうとすると、ご自身の指や爪を痛めることになりかねません。
使いやすいようにと思ってのシステムなのに、そんな意味もないことで旅先で怪我でもしたら元も子もありません。
どうか絶対にお止めいただきたいと思います。
お渡ししている鍵の詳細については、以前のブログ【チェックイン時にお渡しするカギは4つあります】をご覧ください。