圧巻の景色を楽しめる石鎚山系の〈UFOライン〉‼ 行ってみて気付いた注意点
こんにちは、安住庵・支配人の渡邊です。
正式名称〈町道瓶ケ森線(かめがもりせん)〉。
西日本最高峰の石鎚山系の尾根伝いに約30kmに亘る道は、元々は〈雄峰ライン〉と呼ばれていて、まるで天空に向かっていくかのようなその壮大な景観の素晴らしさからドライブコースとして人気を博しています。
そこで撮った写真にUFOらしきものが写りこんでいたとかで、いつの頃からか読み方は一緒ですが〈UFOライン〉と呼ばれるようになったということです。
写真で見たり、某自動車のCMが撮影されたりと、私も以前から興味津々のスポットで、実は昨年今頃にチャレンジしたことが。
リサーチ不足が祟り、山に上がっていく途中で日が落ちてきて、これ以上進むと下山が難しくなると無念のリタイア。
11月下旬から冬期中は道が凍結するために閉鎖されることから、そのまま中途半端なままでいました。
この度所要で高知市内にいたとき、そのことを思い出して意を決してリベンジすることに。
結果今回は無事に〈UFOライン〉へ辿り着けたのですが、実感した注意点をご紹介します。
【トイレ問題】
GoogleMapでチェックすると、高知市内からでも2時間半程。
以前に行った〈にこ淵〉のさらにさらに奥まで進み、まずはふもとにある〈道の駅・木の香〉へ向かいます。
国道197号線からは林道に入るのですが、前回は出発時間が遅かったため私が上っていくときには、多数の見終えた車やバイクにぞくぞくと出会う羽目に。
今回はこの道の駅に着いたのが10:30位だったので、「この時間なら、まだ空いてますよ」とスタッフの方。
言われた通りあまり対向車に出会うことなく上がっていくことができました。
結構なクネクネした狭い道が延々続いているので、すれ違いには細心の注意をしながら進んでいきます。
後続車が来ていてもあせらず、時速30キロくらいをキープ。
途中の登山用駐車スペースから登山する人やワンコ連れのウォーキングの方も。
気温は15℃位でしたが、日差しが強く冷え込んだ感じはありません。
しばらく林道を走るとここからいよいよ〈UFOライン〉の出発点というところの休憩所。
「ここからしばらくはトイレがありません」という案内表示は確認したのですが早く行きたいと気が急いてそのままスルー。
そこからの〈UFOライン〉からの景色は圧巻の一言でした。
ちょうど紅葉の見頃ということもあり、赤や黄色に色づいた木々を傍らに見ながら進みます。
眼下にはまだらになった広大な山々を望み、ところどころ広くなったところに駐車して写真を撮る人も。
先ほどトイレのあった出発点からは1時間以上かかって最上部までやって来ました。
高知県と愛媛県の県境のところに広い駐車場(第1と第2あり)があり、付近にやっと公共のトイレを発見。
少々我慢していたのですが、いかんせん個数も少なく、特に女性用には長蛇の列が。
ティッシュペーパーも念の為ご持参いただいた方がいいですね。
また出発前には必ずトイレは済ませていくことをお勧めします。
【食事問題】
そこからさらに進むと愛媛県側に下っていけますが、私たちはUターンを選択。
この時すでに12:30頃。
高知市内でのホテルは素泊まりだったため、途中の道の駅などで何か買い食いしようと思っていたのですが、山を上がる前に寄った道の駅では時間が早過ぎてまだ食事処は開いてなく、〈UFOライン〉を上った山頂にもお店のようなものはありませんでした。
結局下山したあと、最初の道の駅にまた寄るのもどうかと思い、その先しばらく進んだ〈道の駅・633美の里(むささびのさと)〉でこの日初めての食事。
2時頃に食べた天ぷらそばがやけに美味しかった。
でも、やはり何か買って持っていって山頂の方で食べるというのが良かったかなと感じました。
【所要時間問題】
で、ここから帰路につくわけですが、〈UFOライン〉から下山して四万十市へは余裕を持って4時間くらいはみておいた方がいいでしょう。
高知市内を出発したのが8:30。
四万十市へ帰ってきたのが夕方5:30頃でした。
昨年向かった時は逆のルートでしたが、四万十市を出発したのが昼前くらいだったので、結局到着に至らず。
所要時間をしっかりと把握し計画性をもって行動をされないと、なかなか予定通りにいきませんのでご注意ください。
壮大な景色を見るために険しい道を上っていかなくてはならないことは結構情報が出てますので、今回はこの件はあまり強調しません。
私なりにその他感じた注意点をいくつか挙げてみました。
チャレンジする際にご留意いただければ幸いです。